最近キャンプがブームになっていますが、道具を揃える上で一番最初に思い浮かぶのはテントではないでしょうか?
実は私も2022年からキャンプを始めた一人で、最初はかなり悩みました。
そこで出会ったのが今回ご紹介する『パンダTCプラス』です。購入後10回ほどキャンプで使用していますが、ソロキャンプにぴったりなテントです。

初めての方でも簡単に設営できて、見た目も『映える』テントです!
パンダTC+の魅力を解説していきます。
この記事で分かる事
- パンダTC+の特徴
- 設営の手順
- 役に立つオプションアイテム
- パンダTC+のデメリット
今回紹介する『パンダTC+』以外にも、テンマクデザインの『パンダ〇〇』というシリーズは様々な種類があります。
別の記事で解説しているので参考にしてください。


パンダTC+の特徴
設営が簡単!10分で設営可能!
パンダTC+は初心者でも10分ほどあれば設営できます。
テントを設営するとなると、ペグを打ってポールを立てて、ガイロープ張って…。
様々な工程を経てやっと設営できます。設営が難しいテントだと初めて行った方はもう二度と行きたくない!と思われる方もいるようです。
しかし、このテントはペグ×4本、立ち上げ用のポール1本で設営できます。



私も初めてのキャンプの時は、設営の動画を何回も見て気合を入れていきました、があまりにも簡単に設営できたので拍子抜けしてしまいました。
火や熱に強いTC素材
このテントは『TC素材』と言われるコットン混紡生地でできています。
この生地の特徴は火や熱に強く、安心して近くで焚火をしたり、火を使って調理ができます。
これがナイロン等の生地であれば、焚火をからの火の粉が付着し穴が開いたり、最悪の場合は全焼なんて事もあり得ます。
また、生地も厚いため日差しを遮る効果も高く、影が濃くなり直射日光を遮るという点でも優れています。
紫外線による色あせや、経年劣化するウレタンコーティング等も使用されていないので経年劣化の心配もいりません。
大事にメンテしながら使えば、親から子へなんていう使い方も実現可能な、末永く使えるテントです。
防炎加工はされていないので、テントに直接火が当たるような使用はしないでください。



私が購入した一番のポイントが『TC素材』であるというところでした。
やっぱり、安心して近くで焚火ができるのは最大のメリットです!
スカートがついている(虫や冷気の侵入を防止できる)


テントには『スカート』と言われるものがあります。
スカートが無ければ風も入り放題。虫もどんどん入ってきます。最悪ですね。
スカート付きのデメリットとしては夏の暑い日などは風を遮る為、テント内の温度が上昇します。テント内も密閉度が高くなるため、結露しやすくなってしまいます。
しかし、その点も大丈夫です!このパンダTC+のスカートは丸めて収納できるようになっており、スカートなしの状態にもできます。



虫が苦手なのでスカートは必須でした。もちろんインナーメッシュで防げるんですが、テント内に入ってくるのは嫌ですよね…。
虫よけに関する記事も参考にしてください。


設営の手順
パンダTC+の設営手順は大きく4つの工程です。他のパンダシリーズもワンポールテントなので同様の設営手順となっています。
- テントを広げる
- 四隅をペグで固定する
- 前面のチャックを開きセンターポールで立ち上げる
- 四隅のテープを引っ張りテンションをかける
【1】テントを広げる


テントを広げ、四角形になるように広げます。ここではぴったり四角形にする必要はありません。
※この写真は別売りのフルグランドシートを敷いています。
【2】四隅をペグで固定する


広げた四隅をペグで固定します。この時ペグの角度は地面に対して、『45度~60度』の角度で意識して打ち込みましょう。
決して地面に対して垂直には打たないように。風にあおられてペグが抜ける可能性があります。
テントも正方形になるように、各辺が90°を意識して下さい。
【3】前面のチャックを開きセンターポールで立ち上げる


前面のチャックを開き、センターポールをテントの中心へ入れ、その後地面に立てます。
センターポールの向き、『上下』に注意してください。ここを間違われている方がかなり多いようです。


黒いキャップがついている方がテント側、金属部分が地面側となります。
【4】四隅のテープを引っ張りテンションをかける


テントの各面がピンと張るように各辺のテープを引きテンションをかけます。
過剰に引っ張る必要はないので、適度に引いてください。
【5】インナーテントを取り付ける
パンダTCにはインナーテントも同梱されています。『蚊帳』のようなものです。
こちらも5か所をバックルに差し込むだけなので簡単に設置できます。




バックルへ差し込む個所を確認し、5か所差し込めば完成です。あとはテーブル食器類を配置しましょう。


役に立つオプションアイテム
パンダTC+には様々なオプションアイテムが存在します。
同梱されてくるインナーテントはメッシュの夏用ですが、メッシュではない冬用の物やハーフサイズのグランドシート、フルサイズのグランドシートなど様々です。
中でもおススメなのが『フルサイズグランドシート』です。


シートがバスタブ形状になっており、虫の侵入を防いだり荷物のに土や草などが付着する事を防止することもできます。
また設営もテントを広げる前にペグで止めるだけなので簡単です。
グランドシートを固定したペグを利用してテントを設営できるので、ぜひパンダTC+と一緒に購入することをお勧めします。
パンダTCのデメリット


パンダTC+のデメリットは前室が無いことです。上の写真のようにテントの入口を跳ね上げることができない為、雨の日にはテントの中に引きこもるスタイルのキャンプになってしまします。
もともと、ソロキャンプ向けのテントですので前室を確保できないというのは仕方ないですね。
重量もナイロン製に比べると重くなってしまいます。



前室確保できないのも、タープを接続すれば解決できます!


まとめ
デメリットもありますが、そもそもユーザーの要求を完璧に満たしてくれるテントなんてこの世にありません!
パンダTC+をまとめると
- 設営、撤収が素早くできる
- TC素材の為、安心して焚火、調理ができる
- TC素材仕様のテントとしては安い
- 経年劣化が少なく長く使用できる
ソロテントとしては非常に素晴らしいテントです。ソロキャンプしてみようと考えている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?