テンマクデザイン 【ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version】と【パンダTC+】小川張りの方法

テンマクデザインのパンダシリーズを購入して、前室が無い事を不便に感じている方や、『タープと連結したいんだけど、方法が分からない』『具体的なガイロープの長さってどれくらいなんだろう?』と知りたいと思っていませんか?

実は私も、パンダTC+とムササビの連結の方法を知りたくて調べましたが、具体的な方法、分かり易い手順が無かったので自分なりに模索して連結しました。

私は今の段階で、テント+タープで20分もかからずに設営できるようになりました。この記事で紹介する方法を読んで頂ければ、簡単に接続できます。

ハラペコ

事前にガイロープの長さを決めて準備していけば、簡単に設営できます。長さも明記しておきます。
『ナゼにムササビなのか?』それはカッコいいからです‼

この記事で分かる事

  • 必要な物と道具
  • 注意する点
  • テントとタープの接続方法
  • テントとタープ接続のメリット、デメリット
目次

必要な物と道具

必ず必要となるものは次の8点です。

ハラペコ

様々な連結の仕方があるけど、めんどくさがりな私は最小限の道具で簡単な方法を行っています。強度も全く問題ありません。

タープ

当たり前ですが必須です。

テンマクデザインのパンダシリーズへ接続できるタープは様々あります。

同じテンマクデザインのタープはもちろん、他のタープとも接続可能です。

テントとの色、風合いを合わせた方がより映えるのでパンダTC+であればテンマクデザインから販売されているTC素材のタープ』をお勧めします。

ハラペコ

DDタープや熱田野営具店から販売されているシルス、Soomloomなど
人により様々なタープを使用していますね!

今回は私が持っている『ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version』を使用しています。

タープ用ポール×1本

出来れば28㎜前後の太いポールを購入しましょう。

長さは250㎝あれば十分です。私はAmazonで評価の高かった『DOD ビッグタープポール 250cm』を使用しています。

DOD ビッグタープポール 250cmのおススメポイント

  • 50㎝×5本セットなので状況によって長さの変更ができる
  • 軽くて強いアルミ合金
  • 先端の形状が滑り止めになっているので風の強い日でも安心
  • 収納袋がカワイイ!

接続用のタープアダプター

テントとタープをつなぐために必要です。

各メーカーから販売されていますが今回は私が使用している『TerreTerre』という国内ブランドから発売されている『タープアダプター』を使用しての説明となります。

メーカーが変わっても使い方は同じなので問題ないですが、『TerreTerre』のタープアダプターは日本で製造されたパラフィン加工を施された帆布生地を使用していて、かなり頑丈な作りになっています。パンダTC+との色合いも、バッチリで違和感がないのも特徴です。

ハラペコ

接続用アダプターを使用せずに、接続している方もいるようですが間違った接続をすると、『テントが破損する恐れがあります』と公式にも明記されています。

カラビナ

テントと接続用アダプターの連結に使用します。

100円の物でも大丈夫!って使用している方もいますが、私は強度が心配なので800円くらいの物を使用しています。

ガイロープと自在金具

ポールの固定や、テント、タープからペグをつなぐために必要です。

ガイロープ

ガイロープの太さは『5㎜』を使用しています。太すぎると感じる方もいるかもしれませんが、風の強い日の事を考えると安心できます。長さを指定されている物を購入するよりも『30m』位ののボビン巻きの物が値段も手ごろでおススメです。

自在金具

ガイロープに接続して長さを調整できるようにするものです。ボビン巻きのガイロープを購入すれば一緒に付いてくるものがあるのでそちらがおススメです。

ハラペコ

タープ用ポールとロープの色を合わせると見た目もいい感じになります。
30mって長すぎると思うかもしれませんが、自分の愛用のナイフや斧に巻くなど様々な使い方ができますよ。
下の写真は私が実際に『スネークノット』という巻き方をしたものです。


ペグ

ムササビタープにはペグが付属されていません。タープは風の影響を受けやすいので、28㎝の長いペグを用意しましょう。

ペグもいろんな種類がある為、迷うと思いますが私は『鋳造ペグ』を使用しています。値段も安く丈夫です。デメリットは重い事と錆びやすい事です。

ハラペコ

本当は『鋳造ペグ』よりも軽くて丈夫な『チタンペグ』が欲しかったんです…しかし値段が高い。今はかなり安くなってきているので次に購入するならチタンペグです!



ハンマー

ペグを打ち込むのに必要です。

無くても石などで叩けば大丈夫ですし、実際そういった方もいます。ただ、抜く時が大変なので、購入した方が良いでしょう。


注意する点

テンマクデザインの公式で発表されている注意点が2点あります。

  1. テントとタープはアダプターで接続する事。
  2. センターポールは推奨の太さの物を使用する事。

1,テント、タープはアダプターで接続する事

下の写真を見てください。左がダメな例。右が良い例です。

パンダのテント上部には、いかにもここにカラビナ接続してください!と言わんばかりのループが付いています。しかし、ここに接続すると強風でタープがあおられた際に破損する可能性があるそうです。

一方でアダプターを使用すると右のような形になるので破損するという事はありません。

ハラペコ

タープが風で飛ばされてテントまで壊れるなんて想像したくないです。
ここは公式に従いましょう。

2,センターポールは推奨の物を使用する事。

公式によると、『タープと接続する際はテントに同梱するセンターポールは使用せず別途購入してください』とあります。

タープを接続するとセンターポールにかなりの力が掛かる為、折れたり曲がったりするそうです。確かに最初から同梱されているセンターポールでは強度が心配です。

ここに関しては標準のポールで接続している方もいるようです。

ハラペコ

標準のセンターポールは170㎝です。私はタープ接続用に太いポールを購入しました。太さもあり、折れる心配もありません。


テントとタープの接続方法

必要な道具が揃ったら、さっそく設営してみましょう。

1 テントを設営する

パンダTC+の設営方法は別の記事で解説しています。そちらを参考にしてください。

タープアダプターとタープを接続する

設営したテントへ、カラビナを付けたタープアダプターを載せます。その後、カラビナへタープを付けます。

タープアダプターのガイロープを張る

テントを立てたペグを利用して、アダプターから伸びているガイロープを張ります。

正面向かって、右、左、後ろ側の3点になります。

ここに使用するペグは、他の個所に比べて大きな力が掛かるので、別途購入した28㎝のペグを使用することをおススメします。

ハラペコ

テント側のペグを利用することで時短になります。強度も問題ありません。

タープ用ポールの位置を決める

タープ用ポールをタープへ差し込み、一度立ち上げます。

テントのセンターポールと直線になるように意識して、タープを張ります。

位置が決まったら、ペグを差し込み、一度タープからポールを抜きます。

ハラペコ

この位置決めが最重要と言ってもいいです!
これがズレると、格好よく張れません。

タープを張るためのペグ位置を決める

タープを立ち上げるポールを使用して、タープ立ち上げポールのペグ位置に対して、45°位の角度を意識してペグを打ちます。

センターポールでタープ立ち上げる

タープへセンターポールを差し込み、その上にガイロープをかけてタープを立ち上げます。

ガイロープを先ほどのペグへかけて、自在金具で調整し、ロープを張ります。

上から、ガイロープ➡タープ➡センターポールです。順番を間違えないように注意してください。

残り4か所のガイロープを張る

タープをピンと張れる位置を探しペグを打ちます。タープに結んだガイロープを左右に動かして、たるみが出ない位置を探すのがポイントです。これが終わればテントとタープの接続【小川張り】の完成となります!

テントとタープ接続のメリット、デメリット

メリット

前室が確保できるのは大きなメリットです。風や日差しも防ぐことができます。

テントを張らずに、タープ単体でも設営できるので、日帰りのデイキャンプに利用できます。

ハラペコ

何度も言うように圧倒的にカッコいい!

デメリット

設営、撤収の時間が長くなってしまいます。もちろん購入する物もある為お金が掛かります。

パンダシリーズのテントに接続するのであれば、それほど設営時間は長くはなりません。

まとめ

難しいと思われている方もいるかもしれませんが、しっかり準備して、手順通りに行えば簡単にできます。

最初はテント単体で十分と思っていましたが、タープがあると日差しをよけたり風を防いだりできるので、かなり快適に過ごせます。

面倒な撤収や設営も増えますが、それも含めてキャンプとして楽しみましょう!

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