キャンプを始めようと思ったとき、まず悩むのがテント選びじゃないですか。私もそうでした。
2022年にキャンプを始めたんですが、テントだけで何週間も悩み続けて。「結局どれを買えばいいんだ」って。そこで出会ったのがパンダTC+です。それから10回以上使い続けていますが、ソロキャンプにこれだけ合っているテントはなかなかないと思っています。
設営完成後の様子。初めてでも10分あれば立てられます。
実際に使って感じたパンダTC+の特徴
設営が本当に簡単
「ワンポールテントって簡単って言うけど本当?」と半信半疑でしたが、本当でした。ペグ4本打ってセンターポール1本立てるだけです。
初めてのキャンプのときは設営動画を何回も見て気合を入れていきましたが、あっさりすぎて拍子抜けしました。慣れると10分かかりません。
TC素材だから焚き火のそばで安心できる
TC素材(コットン混紡生地)の最大のメリットは火の粉に強いことです。ナイロン製のテントだと焚き火の火の粉が飛んで穴が開くことがありますが、TC素材はそのリスクが格段に低い。
テント内から見たTC素材。日差しをしっかり遮ってくれます。
生地が厚いので日差しを遮る効果も高くて、夏でもテント内が比較的涼しいです。ウレタンコーティングを使っていないので経年劣化も少なく、ちゃんとメンテナンスすれば長く使えます。私がパンダTC+を選んだ一番の理由もここでした。
スカートがついているので虫・冷気を防げる
テントの裾にある「スカート」が地面との隙間をふさいでくれます。虫が苦手な人にはこれが結構大事で、スカートなしのテントだと虫が入り放題になります。
スカートがグランドシートと密着します。隙間がないので虫の侵入を防いでくれます。
夏はスカートがあると風が通りにくくて暑くなりやすいんですが、パンダTC+はスカートを丸めて収納できる構造になっているので季節によって使い分けができます。これ地味に便利です。
設営の手順(写真付き)
初めての人でも迷わないように、実際の写真と一緒に解説します。
① グランドシートを広げてペグで固定する
グランドシートを四角形に広げて四隅をペグで固定します。
フルグランドシートを使う場合はここから始めます。グランドシートの四隅を先にペグで固定しておくと、後でテントのペグ打ちにそのまま使えて時短になります。
② テントを広げる
グランドシートの上にテントを広げます。この時点で形が多少いびつでも問題ありません。
③ 四隅をペグで固定する
ペグは地面に対して45〜60度の角度で。垂直に打つと風で抜けやすくなります。
四隅をペグで固定します。ペグの角度は地面に対して45〜60度が正解です。垂直に打つと風にあおられたときに抜けやすくなるので注意してください。
各辺のベルトは完全に緩めた状態でペグ固定。後でテンションをかけます。
④ センターポールで立ち上げる
前面のファスナーを開けてセンターポールをテント中央に差し込み立ち上げます。
前面のファスナーを開けてセンターポールをテントの中心へ入れて立てます。このときセンターポールの上下に注意してください。黒いキャップがついている方がテント側(上)、金属部分が地面側(下)です。ここを間違える人が結構多いです。
左:センターポール頂点部分(黒いキャップをテント側に)。右:テント下部の接続部分(4か所)。
⑤ テンションをかけて形を整える
各辺のベルトを引っ張って形を整えれば設営完了です。
テントの各辺のベルトを引っ張ってピンと張るようにテンションをかけます。引っ張りすぎなくて大丈夫で、シワがなくなる程度でOKです。
⑥ インナーテントを取り付ける
インナーテントはこのように広げてから取り付けると楽です。
付属のインナーテント(メッシュの蚊帳タイプ)を取り付けます。5か所のバックルに差し込むだけなので簡単です。向きだけ注意してください。真ん中にチャックがある辺が前面になります。
赤丸の5か所のバックルをはめ込めば完成です。
センターポール頂点部分。ここに黒いキャップが正しくはまっているか確認してください。
インナーテント取り付け後。これで寝室スペースの完成です。
前面を開けるとこういう感じ。開放感があって気持ちいいです。
一緒に買っておきたいオプションアイテム
フルグランドシート(これだけは絶対に買う)
バスタブ形状になっていて、地面からの虫や水の侵入を防いでくれます。
パンダTC+のオプションはいくつかありますが、最初に一緒に買うべきなのはフルグランドシート一択です。バスタブ形状になっていて虫や土の侵入を防いでくれるのはもちろん、テントの底が汚れにくくなるので撤収が楽になります。
グランドシートを先に張ってそのペグをテントのペグ打ちにも使えるので、設営の手間もほぼ増えません。パンダTC+を買うときに一緒に注文することをすすめます。
正直なデメリット
良いことばかり書いてきたので、ちゃんとデメリットも書きます。
一番気になるのは前室がないことです。雨の日にテントの入口を跳ね上げることができないので、雨が降るとテントの中に引きこもるしかなくなります。ソロ向けのテントなので仕方ない部分ではあるんですが、これは確かに不便です。
ただ私はムササビウイングとタープ連結(小川張り)で解決しました。前室の問題が完全になくなって、むしろ今は雨の日のキャンプが好きになったくらいです。
タープとの連結方法(小川張り)はこちらの記事で詳しく解説しています。
もう一つは重さです。TC素材はナイロンより重いので、徒歩や自転車でのキャンプには向きません。車でキャンプ場に行くオートキャンプなら全く問題ないです。
まとめ
デメリットはありますが、それを上回るメリットがあるテントです。設営が簡単・TC素材で焚き火に強い・スカート付きで虫対策もできる。TC素材のテントとしては価格も手頃なので、ソロキャンプを始める最初の一幕として選んで後悔しないと思います。

