キャンプと言えば『焚き火』というくらいに最近のキャンプでは定番となっている焚火ですが、キャンプ場に行くと、風よけのような物を使用している人を見たことはありませんか?
リフレクターや陣幕と呼ばれ、焚火をする時に使用することで様々なメリットがあります。
私も気になっており、どれだけの効果があるのか半信半疑でしたが、使用してみると焚火との相性バッチリで、欠かすことのできないアイテムとなっています。
この記事では焚火リフレクターの種類と、効果、実際に私が使用してのレビューを知ることができます。これから購入しようか迷っている方に参考になると思います。
結論を言うと絶対にに買いです!
いろいろなメリットがありますが、焚火台とリフレクターは今後のキャンプシーンにおいてセットで考えられるようになるのではないでしょうか?
焚き火リフレクターとは?
見た目はただの風除けです。使用したことのない人にとってはキャンプに持って行くほどの魅力を感じないかもしれません。
荷物は少なくしたいですからね。しかし、ただの『風除け』であればキャンプ場でこんなに見かける事は無いでしょう。
焚き火リフレクターには風よけとしての使用のほかにも、沢山のメリットがあります。
反射板としての輻射熱が暖かい
リフレクターという名前の通り、熱や炎の光を反射してくれます。
焚き火リフレクターは、この反射の効果が一番の特徴です。
リフレクターを初めて使用したときに、一番効果を体感できると思います。
とても暖かいので、春先や秋から冬にかけての寒いシーズンにはピッタリです。
もっと早く購入すれば良かった!
絶対にそう思うはずです。
焚き火台単体で使用するのに比べると暖かさは段違い!
特に寒いシーズンの焚き火タイムにはおススメです!
反射の効果で周囲が明るい
焚火の明かりを反射するので人工的な光と違い、暖かい明るさを反射してくれます。
焚き火だけでは、明るさが足りなくて不便に感じる事ってありませんか?
リフレクターがあれば適度に周囲を照らしてくれるので、ランタンやLED照明を付ける必要はありません。
反射した焚火の明かりでまったり過ごすことができます。
光や熱の反射は布製の物よりも金属性が優れています。
布製の物もある程度反射してくれますし、デザインは布製の方が見栄えします。
火の粉や燃えカスの飛び散り防止
焚き火をすると、風の影響でかなり火の粉が飛び散りますよね?
焚き火シートをしていても、風による周囲への飛び散りは防止できません。
特に、焚火に関してのルールが厳しくなっており、SNSでも焚火による火事の報告がたびたび見られるようになっています。
リフレクターがあれば、周囲への飛び散りを防止できるので安心して焚火を楽しめます。
最近のキャンプブームではテントが近くなってしまいがちです。
火の粉がお隣さんに飛び散ってしまわないか…
そんな不安も焚き火リフレクターで解決しましょう!
周囲からの目隠しになる
キャンプ場に行くと解放された空間になりますが、テントの中以外はプライバシーが無い状態になってしまいます。
大きめのリフレクターを使用すれば目隠しにもなりますので、プライベートな空間を作る事ができます。
焚火をしていない時に設置していても違和感がないので、テントとリフレクターのセットで使用すれば秘密基地感が上がります。
焚き火リフレクターの種類
焚き火リフレクターには二つの種類があります。
布タイプ
焚き火の周りを燃えやすい布製の物で囲うのは不安と思う方もいるかもしれませんが、様々なメーカーから販売されており、素材も燃えにくい『TC素材』でできており、燃える心配はありません。
TC素材っていうのは『テクニカルコットン』の略でポリエステルとコットンを混ぜて作られた生地だよ。
難燃性、遮光性、通気性、保温性に優れているといわれています。
今のキャンプシーンで人気の生地です!
布タイプのメリット
- 軽いため持ち運びが簡単
- 目隠しに最適
- 風除けとして最適
- 小物を収納できる
- 見た目がオシャレでインテリアとしても優秀
- サイズ・カラーが豊富
布タイプのメリットは大きさ、重さが金属性に比べてコンパクトになるので、選べる範囲が広がります。
大きの種類も豊富です。
カラーもテントやタープの色に合わせられるので、サイトに統一感が生まれてオシャレに見えます。
布タイプのデメリット
- 反射熱の効果が少ない
- 反射による明るさが少ない
- 設営に時間が掛かる
- 金属製に比べて火に弱い
- 一度設営したら、移動が大変
- 焚火の臭いが付きやすい
当然ですが布なので、強度や火に対しての防火性は金属製には劣ります。
設営もやや時間が掛かるのもデメリットです。
布タイプは設営に時間はかかるけど、見た目がオシャレです。
また、輻射熱も金属製に比べて少ないので、暑い時期にも使用できるのが特徴です。
金属タイプ
焚き火からの熱や、光の反射効果が大きい金属製の大きな特徴です。布製に比べて、火が燃える心配もないので安心して使用できます。
金属タイプのメリット
金属製なのに熱くなりません。なのでやけど等の心配もなく安心して使用できます。
- 輻射熱による効果が大きい
- 光の反射が大きい
- 設置後の移動が簡単
- 掃除が簡単
- 臭いが付きにくい
- 設営が簡単
見た目は布タイプに劣りますが、機能性は圧倒的に金属製です。
最近のリフレクターは、カラーも外側のみブラックになっている物もありますので、オシャレな物も多くなってきています。
金属タイプのデメリット
- 重い
- 目隠しの効果が小さい
- 布製に比べるとオシャレではない
上の商品は私も実際に使用していますが、外側はブラックで、オシャレでおすすめです。
特に輻射熱の効果を実際に使用して体感したら、購入して良かったと思えるはず!
金属製 | 布製 | |
---|---|---|
熱の反射 | ||
光の反射 | ||
設営のしやすさ | ||
持ち運びやすさ | ||
風除けの効果 | ||
重さ |
テントサイトをオシャレにしたいのであれば、布製がおススメです。
実用性や効果を体感したい方は金属製を購入しましょう。
暑い時期はは布タイプ、寒い時期は金属タイプと使い分けるのが理想です。
真夏に金属製は、絶対に使用できません。
焚き火リフレクターのまとめ
焚き火リフレクターは必ず必要な道具ではありません。
焚き火だけでも十分癒されますし、キャンプ気分を味わえますからね。
私は寒い時期に購入したので、その効果に驚きました。輻射熱の効果だけでなく、風除けがあるだけでも火が安定しますし、焚火のお世話が楽になりました。
ぜひ皆さんも購入して体感してみてはいかがでしょうか?
金属製は室内でも使用できます!
実際に使用しているので、効果は保証します!